幼児のヴァイオリンレッスンで考えること│岡山市のヴァイオリン教室なら黒田充亮ヴァイオリン教室

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個人レッスン無料体験レッスン

岡山市の黒田充亮ヴァイオリン教室です!

今回は幼児のヴァイオリン教育について所感を書いてみたいと思います。


【そもそもヴァイオリン教育と幼児教育はそぐわない】

幼稚園や保育園で行われていることからもわかるように、

幼児教育は子どもの主体的な遊びの中で行われるべきものです。

カリキュラムに沿って奏法をしみつけていくヴァイオリン教育は本質的には幼児教育と反りが悪いわけです。

親御様にはそのことを念頭に置いておいていただきたいと思います。


【楽器より、先ずはお歌】

楽器を始める前に、音感やリズム感を身に付けておきたいです。

それがないと楽器を持ってもどうしようもありません。

音感といっても絶対音感がどうとかソルフェージュがどうとかといった難しい話ではなく、童謡が音痴でなく歌える程度のものです(とはいえ、それが難しい)

楽器を始める前に色々な曲を聴いたり歌ったりする経験を持ちましょう。


【主体性を高める環境づくり】

子ども自身の意思で弾きたくなる環境づくりが大事です。

ヴァイオリンの曲をたくさん聴かせる、コンサートに連れていく、等など考えられます。

ご褒美で釣るのも手の一つです。


大人からみて無茶苦茶に弾いてるように見えても、先ずは好きに弾かせてあげることも大事です。

先ずは楽しんでもらうことです。

矯正はそれからでも遅くないと考えます。


【でも親の強制力は必須】

子どもの自由意志に任せてばかりいたら事が進まないことが多いのも事実です。

ご家庭でのお稽古は短時間に厳しく、バシバシと親が強制して行うべきです。

そしてお稽古が終わったら優しくしてあげてください。

メリハリが大事です。


【声掛けの工夫】

大人から見て簡単なことでも子どもは理解に時間がかかります。

楽器の構え方や弓の持ち方はその最たる例で、これを身につけさせられずに親の方が折れてしまう例は少なからずあります。

私は何か身に付けさせたいけどうまくいかない場合は声掛けの仕方を色々と試します。

同じ内容だけど言葉の使い方を変えるわけです。

指の持ち方の場合だと、きつねさんが…、手のひらを外に見せてね…、蛇口を左に回して、お父さん指はお兄さんとお姉さんと仲良し…、等など色々です。

いつかお子さんに刺さりますので声掛けを工夫してみてください。


以上です。

当ヴァイオリン教室では無料体験レッスンを行っておりますので、よろしければお問い合わせください!

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黒田充亮ヴァイオリン教室

住所:岡山県岡山市北区富町1-14-6

電話番号:080-1935-3438

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