ヴァイオリンの正しい構え方

query_builder 2022/07/05
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ヴァイオリンの正しい構え方

岡山市の黒田充亮ヴァイオリン教室です!

今回の記事はヴァイオリンの構え方についてです。


先にお伝えしておきますが、

『唯一の正しい構え方』というものは存在しません。

人それぞれです。

が、『その人にとって正しい構え方』は存在します。


・キーワードはバランス


先ずは弓の元から先まで弦に対して直角にまんべんなく使えるかという観点で構えを決めていきます。

弓先を弦の上に置いてみましょう。


楽器の角度は一般的に身体の正面に対して45度と言われますが、届きにくい場合は楽器を身体の正面に近い角度にもっていきます。

うまいこといくように肩当ての着け方も工夫します。


挟む場所も変わります。

テールピースを中心とした時に、

弓先が届きにくい場合はテールピースの右側を、逆に余る場合は左側をということになります。

顎当てにも色々な種類がありますので、自分の挟みたい場所に応じて色々試してみましょう。


次はハイポジションが届くかどうかです。

弦に指を添わせて指板があるギリギリのとこまで上がったり戻ったりをしてみましょう。

これに関しては楽器が身体の正面に近いとやりにくいはずです。

逆の角度になるとハイポジションは扱いやすくなりますが、弓先が届きにくくなります。

折り合いをつけないといけません。


この過程で弓の持ち方も定まってきます。

弓先が届きにくい場合は人差し指を深くかけることになりますし、

逆の場合は浅い持ち方となります。

中指と薬指のかけ具合も同様に決まってきます。


左手の構え方も様々な技術的課題を実現するためにバランスを見つけていくわけですが、

これは詳しくは別記事にしたいと思います。

単音も重音もローポジションもハイポジションも音程が取れること、指が速く動くこと、ヴィヴラートができること、

これらをバランスよく実現しうるフォームを見つけていくことになります。


・まとめ


ここまで読んでいただいた方はお気付きになっているでしょうが、

弓の持ち方はこうで、楽器の構え方はこうで…という風に別々に考えてはならないわけです。

加えて、後からヴィヴラートやハイポジション等のテクニックが加わってくるにつれて微妙に修正をしていく必要があります。

初期教育の段階で構え方をガチガチに決めてしまうのは危険なのです。

身体の声を聞きながら色んなことがバランスよく実現できる構え方を見つける柔軟性が大事ですね。


最後までありがとうございました!

当ヴァイオリン教室では無料体験レッスンを行っておりますのでお気軽にお問い合わせください!

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黒田充亮ヴァイオリン教室

住所:岡山県岡山市北区富町1-14-6

電話番号:080-1935-3438

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